セレック

セレックについて

CEREC
「セレック」とは、歯の修復物・補綴物をコンピュータ制御にて設計・製作まで一貫して行うシステムのことを指します。セレックは、CEramic REConstruction(セラミック修復)の略です。
セラミックの修復物を作る場合、通常は患者様より患部の型取りが必要となりますが、セレックを用いることにより、型取り作業を3D光学カメラを用いて撮影するだけで素早く完了します。
撮影データを直接コンピュータに取り込まれ設計データを作成します。
その後設計データはミリングマシンというセラミック素材を自動的に削る機械に転送され、そこで修復物の制作が行われます。

セレックの特徴

特徴01:費用を抑えてセラミック治療が可能

セレックは、他のセラミック治療(オールセラミック、ジルコニアセラミック)と比べて、費用をかなり抑えることが可能です。理由として、一貫して製作を行うため、技工所へ修復物製作の依頼をして待つ時間を省けるためです。

特徴02:金属アレルギーの心配がありません

セラミックのキューブで歯冠を製造するため、金属アレルギーの心配がなく、今まで金属の被せものがご利用出来なかった方にもオススメしております。

特徴03:長持ちしてご利用いただけます

セレックは歯垢や歯石がつきにくいセラミック材を使用しているため、劣化しにくく白さを長期間保ちやすいです。また、コンピュータで修復物を設計し、専用の機械で製作・加工するため、制度の高い、患者様にとって最適な歯を作ることができます。

セレック治療はこんな方におすすめです

セレックのメリットとして、「短時間」「高耐久」「経済的」「審美性」が挙げられ、下記のような方に大変おすすめです。
  • 治療に時間をかけたくない(できるだけ早く済ませたい)
  • 白くてきれい、かつ清潔な歯を持ちたい
  • 銀・金歯が嫌で、自然な歯に替えたい
  • 金属アレルギーをお持ちの方
  • 治療費を抑えて、審美歯科治療を行いたい方

金属・被せ物とセレックの違い

金属・被せ物とセレックの違い

治療費

治療費:1本3万円~8万円(消費税別)
※保険適用外

施術の流れ

これまで通常の工程では、歯を削り、型をとり、模型を作成し、技工所で金属やセラミックの修復物を人間の手で作成して、歯科医師にて、嚙み合わせの調整をし、出来上がったものをセットするまでに2~4回の来院が必要でした。CEREC 3Dは、患者様の時間、体力的負担を大きく節約できる画期的なシステムです。
施術の流れ